我が家がこの家に移り住んだのは2007年の冬。。。
そのころは住宅の値段がどんどん下がり、サブプライムローン問題のほころびが見え始めた頃でした。
っとなると、そのちょっと前は住宅バブル。。。
どんな家も、飛ぶように売れていた時代です。
そんなバブリーな時代に取り残されたように2年も売れ残っていた我が家。。。
悪友Aが私たちが家を買ったと聞いて最初に見に来た時「この家、住めるの??」と素直につぶやいたようなすごい状態でした。
通常このような古い家がマーケットに出されると、最低価格まで落ちてくるのをたくさんの人が待っているのです。そして、それは底値で買われてゆきます。
そしてプロによってリフォームされて、また市場に戻って来るのです。
その時にはあの家が??って思うような眉目麗しい姿に変身して、その代わりお値段は2倍3倍は当たり前。そんな魔法が近所でもたくさん起きています。
でもまあ。。そんなお話は我が家には関係ありません。。。
とにかく大好きなこの街に住みたい。そんな一心で底値の家を身の丈どころか、たいへんな背伸びをして買った我が家に、プロにリフォームを頼むなどという余裕があるはずはありません。かくして、家族でDIYにいそしむ日々が始まりました。。。
。。。なんて書くとカッコいいけど、諸般の事情で家のリフォームはほとんど始まっていないのが現実です。
なぜなら、家をおしゃれにリフォームするよりも先にするプロジェクトが、我が家の場合多すぎたのです。
冬には、すきま風がいっぱい吹く我が家。
家を飾るのは古い窓。。。
普通なら、窓の修理が最初でしょう。でも、我が家には、やはりTree House Project の方が大切だったのです。
家をおしゃれに素敵に着飾るお金と時間は、すべて子供達と楽しむTree House 作りと、とにかく家が住める状態にすることにあてられました。
荒れ放題だった庭の木を切りながら楽しそうにアイデアを練っていたお兄ちゃんは、もうこの家を巣立って行きました。7年の年月をかけて、時には資金難にあいながら、我が家のTree House Project もそろそろ最終段階です。
この一大プロジェクトが終わったら、こんどは少しは家のなかにDIY予算をまわせるようになるのでは。。。っというのが、今の私の皮算用。。。
どうなるかはわからないけど、それでもいろいろ夢見て考えている時が案外一番幸せであると、そんなことを思いながら、私のDIYアイデアをまとめてみようと思うのでした。
2013年7月 蒸し暑い夜に。。。
昔、このブログはこんなことを書くために作りました。
新しくリニューアルしたけど、なんとなくこの記事は削除できなくて(笑)
March, 2017